2018年2月27日

バースビジョンに気づく

バースビジョンとは、生まれる前に計画した人生の設計図、青写真を意味することばです。

近頃、ますます時間のスピードが速くなり、様々なことが怒涛のように訪れて、嵐のような破壊のあと、深い気づきと再生をおこなう流れが加速しているように思います。自分自身はもとより、身近な方々の人生にも、破壊と再生の激烈な流れを感じます。

ダンシング・シヴァ
破壊と再生の神

そんな時代の只中で、私たちはどこに向かうのかと考えたとき、きっとあらかじめ決めてきたビジョンに向かうんじゃないのかなと、そんなことを考えたので、ちょっと書いてみますね。

そもそも「魂なんかねえよ」という人はこのブログを読んでいないと思うので、私たちの本体は肉体ではなく魂だ、ということを前提として、話を進めていきましょう。

ご存じのように、魂は、自身の向上のために地球に再生します。
この人生の中で、さまざまな体験を楽しみ、さまざまな課題を乗り越え、さまざまな学びをおこなうために生まれてきます。そんな人生の中で、どう魂を磨くのかということを、生まれる前にプログラムしているといわれています。

小さいときは第7チャクラが開いていることもあって、バースビジョンを覚えているのですが、だんだんと社会規範に枠をはめられていくにつれ、その記憶は忘却の彼方へ遠のいてしまいます。

何を経験するために生まれてきたのか。それを知る手掛かりになるのが、子どものころ、わけもなくワクワクしたこと、寝食を忘れるほど好きだったことなどが、その人本来の傾向を示していると言われています。

私自身の例で申し上げれば、子どものころから、冒険大好きっ子で、遠くへ行きたい、好き勝手に行動したいという、やっかいなお転婆でした。小学校低学年のとき、友達2・3人でかなり遠くの山に行ったことがあります。親が心配して、家では大騒ぎになっていました。

また、このころ大人気だった旅番組「兼高かおる世界の旅」が一番のお気に入りで、海外旅行がまだ自由化されていない時期でしたが、いつかぜったい兼高さんみたいに世界中を旅してやる!と決意していました。小学校の卒業文集の作文のタイトルは、忘れもしない「外交官夫人になりたい」でした。奥さんになったら、ダンナについて世界中行ける!という計画です(笑)。

こんな子供時代の話が笑い話になるころには、すっかり時代の流れにもまれ、海外旅行どころじゃない状況の中で暮らしていました。

しかし、不思議なもので、いつかは夢が実現するもんです。
プロフィールページにも書きましたが、40代になって自由を取り戻したとき、世界に飛び出していきました。子どものころの夢を思い出して実行したというより、旅しまくってた最中に、あ、そういえば・・・てなもんです。気がつけば、夢を実現させていたという。

バースビジョンはタマネギみたいなもの、という人もいるようです。
むいてもむいても下から皮(?)が出てくる。

確かに、海外旅行の夢はかなえたけれど、次にはまた別のことに取り組みました。それもまた、ビジョンのひとつなのでしょう。記憶にない、さらに深いレベルに格納されたビジョンなのかもしれません。

タマネギを最後までむいていくと、残るのは「空」です。
そこに至るまでむけたら、満足度100%の人生なのでしょうきっと。


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