2017年2月25日

季節の変わり目にはデトックスを

10年ほど前、インドのアーユルベーダのセンターにトリートメントを学びに行ったことがあります。

研修生なので、厳密な意味でゲストではありませんでしたが、トリートメントを受けに来ている人たちと同じ建物に泊り、同じ食堂で食べ、時間があれば施術も有料で受けていました。で、そのセンターの一番人気が「パンチャカルマ」というデトックスコースでした。

私はそんなコースでのんびりできる身分ではなかったのですが、そのコースを取っているゲストが何人かいて(ドイツ人とオーストラリア人)、いろいろ話を聞きました。パンチャカルマのコースは期間も長く、日本のシンプルな断食よりもっと奇想天外なインド的(笑)方法でデトックスするようで、皆さんワアワア言ってましたね。

デトックスマニアな私は羨ましいなあと思いながら見てましたが、教習担当のセラピストさんから聞いた「デトックスコースは季節の変わり目に受けるのがいちばん効果的」という言葉が頭に残っています。それ以来、春や秋など季節の変わり目に、デトックスに励むことにしています。

今の時期なら、冬の間に溜まった毒を流し、活性化の春にむけて準備することになります。初めての方も、体と心のデトックスを自分に合ったやり方でおこなってみてはいかがでしょうか。プチ断食も効果的ですし、温泉で湯治というのも気持ちいいでしょう。部屋の大掃除や模様替え、リフォーム、引越しなども効果的でしょう。

レイキヒーリングもそういう一連のデトックスの流れでおこなうと、より効果的かもしれません。意識設定が大切ですからね。そんな気持ちでちょっと集中してやってみてください。


修了証書授与式後、若いドクターと。
ちなみに、オイルトリートメント動作は腰が痛くなって
自分には無理だと悟ったインドな日々でした(苦笑)


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2017年2月18日

始める勇気、やめる勇気

最近、別件で知人から相談を受けました。
その話を聞いていると、やめる勇気って大事だなあと思ったので、ちょっとゴタクを並べさせてもらいますね。

あれこれ不安で、なかなか新しいことが始められないときってよくあります。
新たな一歩を踏み出すのは、たしかに、とても勇気のいることです。仕事にしろ人間関係にしろ、なんでもそうですよね。
いっぱいいっぱいのときは、なかなかこの勇気が出ませんが、経済的もしくは精神的に余裕があると、えいっと始められます。

ワクワクしながら始めたことでも、途中で行き詰ることがあります。
そんなとき、どうするか。ほんとうに悩ましいかぎりです。

というのも、スタートする時は、人も自分も、拍手喝采してその勇気をほめたたえますが、途中でやめる時は、誰もほめてくれません。だから、意地でも続けないと…成果がでるまで続けないと…と思ってしまいます。これで自分の首をしめる悲劇は、世間に数かぎりなくありますよね。だからこそ、失敗がこわくてなかなかスタートできないんですけど。

ですが、やめることはそんなに恥ずかしいことでしょうか。

私たちは、生まれてから色んなことに手を出して、色んなことを経験しながら成長していきます。手を出したことはずっとやり続けないといけないとなると、ほんの少しのことしか経験できません。それぞれのスタイルや個性もありますが、途中でやめたら恥ずかしい、もったいない、なんとしてでも結果を・・・なんて目三角にして歯くいしばって頑張る必要がどこにあるでしょう。それがもう興味を失ったことであるなら、なおのことです。そこらへんはクールに割り切って、やめる勇気をもちたいものです。

まあこういうケースとは対照的に、始めるのもやめるのも俊足で、なにをしてもモノにならなくて困ってる方もいらっしゃると思いますが、要はバランスです。なにごとも過ぎたるは及ばざるがごとし。

抜群のバランス感覚で、無理なく無駄なく状況をコントロールしている節制のミカエルちゃん、下に貼っときますね。バランスを意識すると人生がぐっとシンプルになりますよ。


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2017年2月14日

主役は誰?

今日の講座でもお話ししたんですが、私たちヒーラー/ティーチャーは、ヒーリングや伝授の場面で、どこまで影響力があるのか。

ふつうに考えると、与えられる者(受けとる者/教わる者)は受け身で、与える者(ヒーラー/ティーチャー)が主導権を持っていると思いがちです。はたして、どうなんでしょ?

結論から申しあげると、主導権は、あくまで受け手にあると私は思っています。

どんなに与え手が必死に与えようとしても、受け手は自分の必要な質量しか受け取りません。どれだけエネルギーを受け取るかは、受け手の外面的表層的な要請ではなく、本音というか深層意識の必要性によって決まります。

もちろん、どんな要請にも応えられるよう、私たちは常に最高最良のパフォーマンスを心がけなければいけません。自分が出せる最高レベルを提供するのは、料金をいただいている以上、あったりまえなことです。ですが、提供したものをそのまま100%受け取ってもらっていると思うのは、思い上がりですね。主導権はあくまで受け手にあります。

もしかしたら50%くらいしか受け取ってもらえないかもしれません。あるいは、受け手の必要性に引っぱられて、通常の2倍増しのエネルギーが流れるかもしれません。十人いれば十通りのケースがあります。ここが面白いところです。ヒーラー/ティーチャーは、相手の必要性を謙虚に受けとめ認める必要があります。こちら側の押し付けは無意味です。宇宙を信じ、相手を信じ、自分を信じてやっていきましょう。




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