2013年11月13日

チャクラについて


レイキを学ぶ上で、重要な概念のひとつが「チャクラ」です。

チャクラは身体の中心にあるエネルギーの出入口で、チャクラがバランスよく活性化すると、自己の本質が輝き、イキイキと生活することができます。チャクラを浄化し活性化する方法は様々ありますが、深部から無理なく確実に調整できるというありがたい特性をもっているのがレイキです。

そんなチャクラ。言葉は知ってるけど、詳しいことはよく知らないって方が多いのではないでしょうか。ここでは、ちょっと基本的なことを書いてみたいと思います。


もともとチャクラ( चक्र)とはサンスクリット語で「車輪・円」を意味する言葉です。
インドのヨーガでは、人体の頭部、胸部、腹部で、輪、あるいは回転する車輪のように光っているように感じられるポイントをそう呼びました。数は6~8カ所と諸説あり、必ずしも一定ではないようです。

チャクラが描かれたヨーガ行者の図
19C初頭の彩色写本、大英図書館所蔵
伝統的なヨーガでは、チャクラの位置は次のように考えられています。

第1チャクラはムーラーダーラ・チャクラ(mūlādhāra-cakra)と呼ばれ、脊柱の基底にあたる会陰(肛門と性器の間)にあります。ここには蛇の姿をした女神クンダリニーが眠っていると考えられています。

第2チャクラはスワーディシュターナ・チャクラ(svādhişţhāna-cakra)と呼ばれ、陰部にあると考えられています。「スヴァ・アディシュターナ」は「自らの住処」という意味。


第3チャクラはマニプーラ・チャクラ(maņipūra-cakra)と呼ばれ、腹部の臍のあたりにあると考えられています。「マニプーラ」とは「宝珠の都市」という意味。

第4チャクラはアナーハタ・チャクラ(anāhata-cakra)と呼ばれ、胸にあると考えられています。「アナーハタ」とは「二物が触れ合うことなくして発せられる神秘的な音」を指します。

第5チャクラはヴィシュッダ・チャクラ(viśhuddha-cakra)と呼ばれ、喉にあると考えられています。「ヴィシュッダ・チャクラ」は「清浄なる輪」という意味。

第6チャクラはアージュナー・チャクラ(ājñā-cakra)と呼ばれ、眉間にあると考えられています。「アージュニャー」は「教令、教勅」という意味。

第7チャクラはサハスラーラ(sahasrāra)と呼ばれ、頭頂にあると考えられています。sahasra は「千」、ara は「輻」〔や〕を意味し、千手観音の千手千眼はこのチャクラのこと、という説もあるそうです。


インド人が観たこのチャクラは、その後、インド仏教のタントラ密教にも取り入れられ、それを継承したチベット密教でも7つのチャクラが明記されているそうです。

「チャクラ」は西洋へも伝播しました。いま、西洋レイキなどヒーリングの分野で言われる7つのチャクラというのは、西洋に伝わったチャクラです。古代インドのチャクラとは微妙に変化し、脊椎や神経叢に関連するエネルギー・センターと考えられています。専門家によって位置や機能も微妙に異なる意見があるようです。

当サロンでは、チャクラの位置や機能の「正しさ」にこだわりすぎることなく、かといって無視することもなく、レイキと関連する情報として、できるだけ分かりやすく幅広くお伝えしております。レイキエネルギーをより高めるために、チャクラに関連するワークもおこなっています。ご興味ある方のレイキ講座ご受講を心よりお待ちしております。(*^_^*)


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2013年11月9日

月食カレンダー


月食(lunar eclipse)とは、地球が太陽と月の間に入り、地球の影が月にかかることによって月が欠けて見える現象のことです。必ず満月の時に起こります。ただ、満月が常に月食にならないのは、前日の日食記事に書いたように、黄道と白道の5度のずれによります。
※日食カレンダー http://inoxsakurako.blogspot.jp/2013/11/blog-post_8.html

しかし、一生のうちに自分の眼で体験できる皆既日食は本当に稀なのに対して、皆既月食はそれより多いと感じます。

これは、日食と違って、月食は、月が見える場所であれば地球上のどこからでも同時に観察可能だからだそうです。この場合の「月が見える」というのはつまり、昼間じゃないということでしょうか。また、回数は年2回と決まっているものでもないそうで、1回の年もあり、日食より少ないわけですが、どこからでも見られるという点で、やはり目にする機会は増えるわけです。

現代では、日食は大騒ぎになりますが、月食はいまいちフィーバーしにくいというか、そこまで話題にならないように思います。これは、月というのが基本的に、いつも形や色を変える天体だからじゃないかなと思いますが、古代においては、煌々と闇を照らす明るい満月の光は、昼の太陽にも匹敵するほど貴重な光だったはずですから、その光がなくなるというのは、これはもう大変な天変地異だったに違いありません。

ちなみに、皆既月食の月は、完全にその明るさを失ってしまうわけではなく、赤銅色と呼ばれる鈍い赤色になるそうです。これは、太陽光線がわずかに屈折し、夕焼けと同じような原理で赤い色で月の表面を照らすためだと言われています。太陽光線の屈折は大気の状態に左右されますから、毎回の皆既月食の明るさ(赤さ)は、食の規模はもちろん、大気の透明度にも大きな影響を受けるというわけです。

来年以降の月食暦を転載しました。参考にしてください。

ちなみに、月食途中の欠けた月が昇ってくることを月出帯食といい、欠けたままの月が沈むことを月没帯食というそうです。

2014年04月15日 皆既月食 日本の一部で部分月食が見える(月出帯食)
2014年10月08日 皆既月食 日本で見える

2015年04月04日 皆既月食 日本で見える
2015年09月28日 皆既月食 日本で見えない

2017年08月08日 部分月食 日本で見える

2018年01月31日 皆既月食 日本で見える
2018年07月28日 皆既月食 日本で見える(月入帯食、一部では部分月食のみ)

2019年01月21日 皆既月食 日本で見えない
2019年07月17日 部分月食 日本の一部で見える(月入帯食)

(データ:国立天文台 http://www.nao.ac.jp/astro/sky/phenomena-list.html





















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2013年11月8日

日食カレンダー


先日、11月3日は新月で、アフリカなどでは金環皆既日食が見られました。
去年の日食フィーバーを思い出したのは、私だけでしょうか。

日食(solar eclipse)とは、太陽が月によって覆われる現象で、必ず新月の時に起こります。なら、新月の時は必ず日食が起こってよさそうなもんですが、年2回くらいしか起こりません。これはどういうワケかしら? ずっと不思議に思ってました。

調べてみると、こういうことだそうです。

太陽が動く道を黄道といい、月の道を白道という。太陽は黄道を一年で一周し、月は白道を約1カ月で一周する。もし黄道と白道とが一致していれば、新月には必ず日食が起こるはずだが、黄道と白道は約5度の傾きでずれているため、日食は、太陽・月が黄道・白道の交わる点付近にいる時に限られる。この時期が、年2回、多い時で3回となる。

去年、買い占めた(笑)日食グラス、今度はいつ出番があるか、調べてみましたよ。
日本国内では2019年の部分日食ですね。

2013年11月03日 金環皆既日食 (中心食)北大西洋、アフリカなど

2014年04月29日 金環日食 (中心食)南極
2014年10月24日 部分日食 (部分日食)北米など

2015年03月20日 皆既日食 (中心食)北大西洋、北極海など
2015年09月13日 部分日食 (部分日食)アフリカ南部、南極など

2016年03月09日 皆既日食 (中心食)インドネシア、太平洋など
2016年09月01日 金環日食 (中心食)南大西洋、アフリカ、インド洋など

2017年02月26日 金環日食 (中心食)南太平洋、南米、南大西洋、アフリカなど
2017年08月22日 皆既日食 (中心食)北太平洋、アメリカ、北大西洋など

2018年02月16日 部分日食 (部分日食)南米南部、南極など
2018年07月13日 部分日食 (部分日食)オーストラリア南部、南極など
2018年08月11日 部分日食 (部分日食)ヨーロッパ北部、アジア北部など

2019年01月06日 部分日食 (部分日食)日本(全国)、アジア東部、北太平洋など
2019年07月03日 皆既日食 (中心食)南太平洋、南米など
2019年12月26日 金環日食 (中心食)アラビア半島、インド、東南アジアほか

2020年06月21日 金環日食 (中心食)アフリカ、アジア、太平洋など
2020年12月15日 皆既日食 (中心食)南太平洋、南米、南大西洋など

(データ:国立天文台 http://www.nao.ac.jp/astro/sky/phenomena-list.html














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