2013年4月7日

思いは実現する

むかしむかし、あるところに…

いやいやこれは昔の話ではなく、21世紀のお話です。

21世紀の日本のあるところに、お爺さんが住んでおりました。
お婆さんはもう亡くなっておりましたが、お爺さんは、娘の家族と一緒に毎日元気に楽しく暮らしておりました。

仕事をしていた頃は、体力づくりなど無縁の生活でしたが、引退してからは、近所のスポーツセンターに毎日欠かさず通ってトレーニングを重ね、メタボも解消いたしました。生まれ変わったようにスリムなスポーツマンになったお爺さんは、また、歌も大好きで、毎朝の日課はスクワットと呼吸法とカラオケの練習です。こんなに元気で陽気で、しかも誰にでも親切なお爺さんは、仲間にも恵まれて、毎日楽しく暮らしておりました。

ある日、お爺さんは鏡を見ながら、こう思いました。
「顔のシワがなけりゃ、もっと若く見えるのになあ」
お爺さんは、なんとかして、シワを取りたいと考えました。

そんなある日、新聞に○○美容整形外科の広告を見つけました。
「おっ、これこれ。美容整形でシワ取りしてもろたらどうやろ。ここをこうリフトアップしてもろて…」
お爺さんはその広告を切り抜いて、毎日眺め暮しながら思案しておりました。

お爺さんとて、美容整形が高額なのは百も承知しておりました。
年金生活のワシにはこたえる金額に違いない…

また、この歳で、しかも男で、美容整形を受ける不自然さも承知しておりました。
それで、なかなかそのクリニックに足を向けることができませんでした。
冗談まじりに、同居の娘達に言うと「なにを馬鹿な」と呆れられたりしましたので、なおさらお爺さんは悩んでしまいました。


ある日のことです。晴れ渡った気持ちのいい日曜でした。

お爺さんは、繁華街にあるショッピングセンターに買物をしに、地下鉄に乗って出かけていきました。
朝10時の開店を待って、一番に店に入り、さっさと買い物を済ませました。
朝一番はお客もほとんどおらず、買い物はあっさり終わってしまいました。
買い物袋をぶら下げて、エスカレーターに乗って下りようとしたところ、なんということでしょう。
真ん中あたりまで下りたところで、よろりとバランスを崩し、一気に下まで転げ落ちてしまったのです。

あまりのことにビックリしたお爺さん、何が起こったやら分からず、しばし呆然と転がっておりました。が、なにやら生温かいものが顔を伝うので、ふと手でぬぐってみると、なんと顔一面に鮮血がほとばしっているではありませんか!

あたりを見回しても、お客はおろか、店員の姿もありません。
お爺さんは立ちあがって、そそくさと店をあとにしました。
一刻も早く、その場を立ち去りたかったのです。
ヨボヨボしてエスカレーターから転げ落ちたなど、恥ずかしくてプライドが許さなかったのでしょう。

外に出ると、流れる血をハンカチで押さえながら、病院を探しました。
いつもなら、開いている病院がすぐ見つかるはずの繁華街ですが、あいにく今日は日曜日。
ああ、開いているところはないか……

「そうだ、あの美容外科は日曜でも開いてた!」

お爺さんは毎日見ていた広告で、場所もすっかり覚えてしまっていました。
しかも、うまい具合にすぐ近くです。お爺さんは、いそいでクリニックに駆け込みました。


美麗な美容整形の受付に、どうみても不似合いな血だらけの老人が駆け込んできたのです。係の女性の驚きは、いかばかりだったでしょう。

「エスカレーターから落ちて怪我をした。手当してくれんか!?」

お爺さんは藁をもつかむ思いで頼みましたが、女性は不審な老人を見ながら型どおりにこう答えました。

「うちは美容整形なので、申し訳ありませんが、怪我の手当はちょっと…」

お爺さんはひるみません。

「あんた、年寄りがこんなひどい怪我して来てんのに、治療できんって、そらないやろ! 美容でもなんでも、外科は外科やろが!」

受付でワアワア言い合っているのを、院長先生が聞きつけました。
先生は出て来て、確かに、そりゃあまりな話だと思い、
「普通の外科じゃないので、どこまでできるか分かりませんが、よろしい、治療しましょう」ということにあいなりました。


お爺さんの顔の出血は、両方のこめかみが、数センチにわたってぱっくり切れているのが原因と分かりました。

院長先生は、絹のような細い細い糸を使って、傷口を丁寧に縫い合わせていきました。手術が終わって、先生はこう言いました。

「ついでにリフトアップしときましたから」

「(゚◇゚)?……(≧▽≦)」

支払いは、もちろん後期高齢者の治療範囲です。


顔面にガーゼ貼り付けてうちに戻ったお爺さん、
家族の問いには「うん、ちょっと転んでな」とだけ答えたそうな。
よく転ぶので、家族はとくに不審にも思いませんでした。

で、抜糸が終わってから、お爺さん、すべてを家族に打ち明けました。

「どや、シワなくなってるやろ?」

家族は開いた口がふさがらなかったということでございます…



誰の話って?
実家の父ですわよ。

あ、レイキの落ちを書く余裕がなくなっちゃた。
続きは次回に!

to be continued...


気楽坊













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2013年4月5日

部屋の浄化-サロンやショップにも

 
 
新年度になり、引っ越しをされた方も多いと思います。
今日は、入居時の部屋の浄化ということについて、書いてみますね。

このサロンの開店準備日記にもチラっと書いてありますが、入居したら、部屋は浄化したほうがいいです。前の住人の残留思念が色濃く残っている場合もありますし、長期間空き家だったら、姿なき者達の集いの場(笑)だった可能性もあります。そんなこんなで、とりあえず浄化!ってことになるわけです。

浄化は、難しいもんじゃありません。

ただ、忘れちゃいけないのは、心構えとして、この部屋は自分のものだ!という確固とした決意・自覚を持つこと。これが一番重要です。お化けや前住人の残留思念におびえて、こわごわ、恐る恐る、へっぴり腰ではいけません。この部屋の主は私だっ!と宣言してから行いましょう。これだけで、余計なエネルギーはかなり消えてなくなります。

で、やり方ですが、まずは窓を大きく開け放って、新鮮な空気を招き入れます。
空気の中にある有用なモノは酸素だけじゃありませんよ。レイキでつかう気(氣・スピリット)も空中にありますからね。色んな有難いものを含んでいる空気と、明るい太陽のエネルギーを部屋いっぱいに満たしてください。

はい、次に、拭き掃除で~す。

掃除は掃除機だけじゃいけません。浄化目的なら、必ず、隅々まで水拭きしましょう。
バケツの中に荒塩をひとつまみいれて、室内隅々まで綺麗に拭きあげてください。
玄関のたたきも水拭きですよ。ドアも拭きましょう。旅館の玄関みたいにピカピカになったら合格! いいご縁が玄関からたくさん入ってきます。バスルームや台所など、水っぽいところはヘンなものが溜まりやすいので、特に念入りに。健康美容運、金運にかかわりますしね。

入居前の業者によるルームクリーニングを拒否することはありません。大いに利用してください。専門家ならではの掃除をしてくれます。そのあとがあなたの出番。「きれいになあれ、きれいになあれ」と念じながら、しっかり自分の手で拭き掃除。

あ、掃除は嫌いだからといって、これまで人にしてもらうのはNGです。あなたの部屋ならあなたがしましょう。した人の思いがこもりますからね。

これだけしたら、かなり達成感があるはずです。
どう考えても、こんなピカピカの部屋に変なものは居続けられませんよね。
拭き掃除は、お部屋とのタッチコミュニケーションでもあります。手を使って掃除をしてあげると、すぐに仲良くなれます。

で、仕上げです。

仕上げは、自分ができそうなもの、好みに合うものを選んでやってください。組み合わせてやるのも効果的です。本に書いてあったからといって、ピンとこないものを無理してやるのはいけません。直感で、これがイイ!と思うものでやりましょう。それがあなたの浄化方法です。

①マントラを唱える。(不動明王や観音菩薩の真言、神道の祓詞など)

②お香を焚いたりアロマを香らせる。(好きな香りで。アロマのお薦めはティーツリーやセージなど)

③キャンドルを灯す。(好きな色と形で)

④部屋中にアロマウォーターをスプレーする。(好きな香りで)

⑤音を鳴らす。(ティンシャベルやクリスタルチューナー、クリスタルボウル、鈴、かしわ手など)

⑥レイキのシンボルを、部屋の四隅・天井・床にかける。

おススメは⑥です(笑)。
ウスイレイキのパワーシンボルは強力な浄化パワーを持ち、自宅はもちろん旅先の宿でも使える応用範囲の広い重宝するシンボルです。

もっと強力に浄化したいときは、カルナレイキのシンボルがおススメです。
ウスイのパワーシンボルより、さらに徹底的に浄化してくれます。

で、室内をすっかりきれいに浄化したあと、必要なエネルギーを満たします。
これはさらに専門的になるので、詳細は講座で。

レイキのシンボルによる浄化は、入居者だけでなく、建物や部屋を扱う仕事(不動産、建物管理、清掃)の方にとっても重宝するシンボルです。ショップやサロンの空間の浄化にも使えますよ。邪気を祓い、余計なクレームを減らすのに大いに役立ってくれるでしょう。

遠隔シンボルを使うと、わざわざ現地に行かずに浄化作業をおこなうこともできます。
これはさらに技が要るので、レイキをきちんと習って、十分使いこなせるようになってからがおススメです。(*^_^*)



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2013年4月2日

アーユルヴェーダのヘッドマッサージ、シロアビヤンガ講座追加しました

※この講座はすでに終了していますが、記事はこのまま残しておきますね。


シロアビヤンガShiroabhyangaとは、アーユルヴェーダのヘッドトリートメントで、オイルを使って頭部全体をマッサージする手技です。マッサージ時間は10分~15分程度ですが、頭のツボを刺激することで頭がすっきりし、とてもリフレッシュした気分になります。髪もつやつやになります。
 
また、頭皮と顔の皮膚や筋肉はつながっています。ヘッドにアプローチすることによって、顔のシワやたるみも劇的に防ぎます。顔面の緊張もゆるみ、ほっこりしたやさしいお顔になります。

頭部なので手軽にできるうえ、セルフトリートメントのみならず、親子、夫婦、親しい人とのタッチコミュニケーションとしても効果的な、とても重宝する手技です。ふだん反抗的なお子さんでも、ヘッドトリートメントなら喜ばれるのではないでしょうか。これで親子関係が改善したという話も聞きます。サロンでしてもらうのも気持ちいいものですが、自分でできるように、学んでみてはいかがでしょうか。

きらりでは、オイルはメイドインジャパンのセサミオイルを使用します。インドのセサミは、少々癖のある香りがしますので、無味無臭の日本製の優れたオイルを使うことにしました。アトピーの方でも大丈夫なようです。(オイルが切れている場合は、グレープシードオイルなどを使用します。ご了解ください)

蛇足ながら、施術者の桜子は2006年、インドのマイソールにあるIVACというアーユルヴェーダのセンターで、トリートメントのトレーニングコースを修了し、アビヤンガ(ボディ)とシロアビヤンガ(ヘッド)のディプロマを取得いたしました。

アビヤンガは全身マッサージなので、習得には時間がかかりますが、頭部だけのシロアビヤンガなら、数時間で大丈夫と思うので、体験がてら、受講してみてはいかがでしょうか。修了証書などは発行しませんが、覚えて損はない手技だと思います。私自身も、暇をみつけて、しょっちゅうセルフトリートメントしています。

講座の流れとしては、トリートメントの流れをざっとつかんでもらうために、まず、ゲスト様にトリートメントいたします。それから、実技にはいります。わかりやすいオリジナルテキスト付きです。

お一人で来られた場合、私の頭をモデルとして使ってもらいます。
モデルさんを連れて来られた場合は、モデルさんの頭で練習させてもらいます。
お二人とも受講なさる場合は、お互いモデルになりあいます。

ただし、頭がオイルまみれ(笑)になりますので、帽子などお持ちになって、そのままかぶってオイルパック状態でご帰宅いただくことになります。(洗髪設備はありません)

インドでは数時間(数日間?)そのままにしているようです。オイルが髪に浸透して、より艶々になりますよ。ただ、メイクなどは落ちてしまうので、来られる時は極薄化粧がよろしいかと思います。

オイルまみれで帰るのはヤダッと思われる方には、ごく少量のオイルで体験していただきます。また、まったくオイルを使わず、ドライマッサージでも体験できます。

ボディマッサージのアビヤンガに挑戦したい方も、お気軽にお問い合わせください。


IVACの修了式のあと、若いドクターと。
デジカメなんて触ったこともなさそうなセラピストさんが
ふるえながら撮ってくれたので、ボケてます。
 
より詳細な説明はこちら
http://inoxsakurako.blogspot.jp/2013/07/blog-post_12.html


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