2017年12月18日

手作りタロットクロス

いよいよ押し詰まってまいりました。
でも、年末のあわただしさより、毎日の低温と闘うのに忙しくて、今が12月なのを忘れそうです。

さて、タロットに限らず、カード占いには必須のクロス。

まず、どうしてカード占いにはクロスが必要なんでしょうか。
ここを押さえておかないと、自分のニーズにあったクロスが作れないので、しっかり考えてね。

① 物体としてのカードの保護

見るからに小汚いテーブルは論外として、いかにピカピカに見えても、使い込まれたテーブルにはざらつきがあります。いくらなんでも、そんな上で、じかにカードをシャッフルできません。

紙やプラスチックでできたカードをテーブルにじか置きしてシャッフルしたりひっくり返したりすると、すぐに傷んできます。その痛みを少しでも軽減するために、クロスは必須です。

なので、クロスの布地を選ぶときは、シャッフルしてもずるずる動かない生地でなければいけません。

生地の波動の高さは、一番が麻、二番が絹、三番が綿、最下位に化繊、と言われていますが、麻はご存じのように、目が荒くてカードが傷みそう。絹は薄すぎるし、重ねて分厚く縫っても、すべりが良すぎて、シャッフルするとぐちゃぐちゃになりそう。結果、綿と化繊が無難ということになります。


② エネルギーツールとしてのカードの守護

占いに使うカードですから、あだやおろそかに扱えません。
買ってきてしっかり浄化聖別したカードなのに、そこらへんのポイントカードみたいに雑には扱えませんよね。

クロスはテーブルから来る邪気を遮断すると同時に、外出先で占うときも、しっかりホームを出現させてくれます。人から借りた布を敷いても、所詮アウェーです。いつものクロスでこそ、ホームのゆとりと安心が生まれます。カードさんがリラックスして実力を発揮できるよう、マイクロスはカードとペアで持ち歩いてくださいね。

さて、いざ作るとなると、サイズやらなんやら気になりますね。
ネットをみると、○○センチ四方とか、タロットクロスの聖なるサイズが決まってるとかなんとか? 気になる方は探してください。

私は、実用的に、愛用のカードが展開できる大きさがあればOKと思っています。
なので、愛用のカードを愛用のスプレッドで展開して、必要なサイズを測って、作ればいいと思います。

私はサロン用に一枚、外出用に一枚、用意しています。
外出時に使うカードはミニサイズのタロットですから、クロスもミニサイズです。手軽に持ち運べます。

生地は、とにかくシャッフルしやすくて、テーブルの上ですべらないもの、という基準で選びました。その結果がこれ。ベルベットや別珍みたいですが、正式名称は聞いたことのないような名前でした。


若干ホコリがつきやすいですが、使う分にはそんなに気になりません。
中央にある意味ありげな放射線は、ホロスコープスプレッドのとき使うカンニングペーパーです。刺繍しました。(^^ゞ

裏面

余り布でポーチも作成。


近頃ご愛用のカードは古色蒼然たるオリジナル版のウェイト版。
缶がグリーンなのは偶然か必然か。



これとは別に、外出用、持ち歩き用の小ぶりサイズのクロスも別に用意してあります。
カードも小さいのを使うので、旅行に持っていくときや、カフェなどで友達を占うとき、使っていました。
料金いただいてする正規の占いのときは、やはりある程度の大きさがないといけませんが、無料のときは、かさばらないので便利です。
カードも小さいサイズのものを使います。箱から出して、布巾着に収納。


模様は趣味です趣味


ちゃんとケルト十字も展開できます。


手持ちの布で収納ポーチも作成しました。



大きいクロスとの比較はこんな感じ。




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