2017年1月24日

タロットはイメージのひろがりが大事

今日は久々のタロット講座でした。
すっかりレイキ屋さんになってしまってたので、とっても新鮮な気持ちで講座を楽しませていただきました。

ひところはオラクルカードが爆発的に盛り上がってましたが、近頃は、なんとなく収まってきたかなと感じています。うちにも問い合わせを何件かいただきましたが、うちはタロット講座だけなので、お手伝いできず申しわけなかったです。

オラクルは一枚引きでもサクッと答えが出るのが不思議だし便利だし、初心者でもすぐ使えるってところが受けたのだと思いますが、あいにくタロットは、枚数多いわ、カード怖いわ(笑)、スプレッド難しいわで、独学でやろうにもうまくいかないことが多いです。

私もその昔、タロットスクールで大アルカナを学んでいたとき、リーディングの練習となると、さっぱり読めませんでした。クラスにはやたら上手な方がいて、どうしてあんなに読めるのか、不思議で不思議でたまりませんでした。初級者のときに練習読みがうまいからといって、プロレベルで活躍できるとはかぎりませんが、やはり読むにはコツがあります。

そのコツの基礎になるのが、イメージを自由にひろげること。
カードには、一枚一枚、基本の意味というかコンセプトがありますが、それにとらわれず、どれだけイメージを拡げられるかが応用力につながります。相談ごとは相談者によって様々です。その多様な事例にフィットする意味や言葉をうみだすのは、占い師の自由なイメージ力です。タロットの解説書やテキストにはいちおう意味が書いてありますが、絵を見てわきおこるイメージをふくらますことが、一番大切です。

タロット占いに正解はありません。誰かが採点するというわけでもありません。あるのはただ、占い師と相談者の関係だけです。この関係を実りあるものにして終わらせることができれば、鑑定は成功といえるのではないでしょうか。

カードを信頼し、自分のイメージに自信をもち、ことばを選び、駆使すること。
これだけで相当な鑑定ができます。

タロットは、エネルギーワークよりさらに積極的な能動性を要求される学びなので、難しいっちゃあ難しいですが、それだけにやり甲斐というか手ごたえはあります。脳のシナプスを四方八方に自在に伸ばし、無関係に見えるものたちをつなげ、世界をひろげる作業は、とても刺激的です。途中でくじけず、最後まで粘ってほしいと思います。タロット数百年の歴史はだてじゃないです。その深さを楽しんでください。




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