明礬温泉に行くことになったワケは、きらりの修了生から、明礬保養ランドで湯治してアトピーが良くなった（寛解した）という話を聞いたからです。
なに、そんなにお肌に良いんなら・・・てことで、急遽、行って参りました。（←好きもの）
保養ランドは泥湯で有名な温泉です。立ち寄り湯がメインですが、宿泊施設もあります。ただ、めっちゃ昭和な建物なので、エレベーターなし、トイレ共同です。ですが、設備の不備を補ってあまりある泉質なので、本気で行く人には、まったく気にならないだろうと思います。朝夕２食付で７５００円でした。３泊以上になると７０００円だそうですよ。
もともと、こちらは「紺屋地獄」という地獄だったそうです。
「地獄」とは、温泉の噴気・熱泥・熱湯が噴出して、人が近寄ることもできない、草木も生えない不毛の地を意味します。保養ランドの泥湯温泉は、地獄にダイレクトに入湯しているってことになります。
なので、エネルギーは、ほんっとにハンパない。
保養ランドの受付から浴場までの長回廊。
もともと地獄めぐりの遊歩道だったとか。
この写真は鉄輪の坊主地獄ですが、こんな感じの泥湯です。
そもそも温泉は、地・水・火の３つのエネルギーを合わせ持つものと言われています。露天風呂になると、さらに、地・水・火・風４大元素すべてカバーするエネルギーがありますから、泉質にかかわらず、源泉掛け流しの露天風呂はおしなべてパワフルなんですが、こちらの泥湯は、輪をかけてエネルギッシュでした。地球のエネルギーを直接いただいている感覚、ありまくりです。
（皮膚病に効く露天）
（自律神経に効く露天入口）
ふたつとも混浴です。泥湯なので、首までつかってしまえば何も見えませんが、その状態になるまで、色々工夫が要ります（笑）。どちらにしても、体に巻くバスタオルを持参したほうが、思いっきり楽しめると思います。
露天風呂には内湯の泥湯から行くよう書いてあります。
外湯には、ほかに、蒸し湯（地熱蒸気風呂）もあります。
蒸し湯に行くのも、バスタオルがあったほうが便利です。
お風呂の入り方は、我流ですが、私はこのようにしました。
まず、到着直後の１湯目は、温泉設備の確認にフォーカスして、満遍なく、さくっと全部に入ってみました。２０分くらいで偵察終了。２時間くらい休憩して、さらに２湯目。今度は少し時間を延ばして３０分。さらに２時間休憩して、３湯目。
という具合に、インターバルを置きながら、長湯を避けて、一日に５～６回くらい入りました。
さらっとしたお湯なら、少々長湯しても大丈夫ですが、泥湯は、エネルギー的にヘビーすぎて負けます。ビール２リットル飲める人でも、テキーラ２リットルぜったい無理、って感じでしょうか。（酒飲みだけが分かる比喩）
１日中お風呂にはいって気づいたことは、朝（午前中）と夕方では、お湯の汚れ具合が全然ちがうってことです。掛け流しですから、自然のオーバーフローでお湯が入れ替わるので、早朝のお湯は、まさにバージン・スプリング。効果２倍増しな感じ。それに対して、夕方のお湯は、人の垢がはいる分、５割減ってとこでしょうか。温泉で最大効果を狙うなら、午前中が勝負ですよ。
ちなみに、保養ランド内では、温泉にも宿にも、体や髪を洗える場所がありません。
もちろんシャンプーや石鹸も置いてありません。なので、２日間、髪は洗えませんでした。
隣のホテルの立ち寄り湯に行けば髪も洗えるんでしょうが、「修行」好きな方は、終了まで我慢すると、後の解放感がなんとも言えませんよ（笑）。
最終日は、１０時半のチェックアウトまでは、温泉入り放題です。チェックアウトしてしまうと、入浴券を購入しないといけないので、朝から１０時まで２回はいりました。
普通は、ここに泊りながら、鉄輪に足を延ばしたりするんでしょうが、せっかくの湯治なので、私は一歩も外に出ず、チェックアウトまで入り浸っていました。食事は朝と晩しか付いてなかったけど、温泉に入りまくってると、食欲どころじゃなくなって、空腹感ゼロ（笑）。
そんなストイックな生活がおわって、鉄輪のひょうたん温泉でやっと髪と体が洗えたときは、まさにこれ精進落とし。さらに別府駅で、カフェに入ったときは、思わず知らずケーキセットとプリンを注文して、餓鬼のように食べまくってしまいました・・・（苦）
保養ランドオリジナルの石鹸とタオル
美肌効果満点の泥が入った手作り石鹸だそうです
さて、気になる効果ですが、明礬にいたときは、ほとんど何の変化もありませんでしたが、帰宅してから、ムズムズと変容中です（笑）。久しぶりに真面目にお肌の手入れをしなくちゃと、毎日、美肌レイキに励んでます。＼(^o^)／
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